怖い・不安・半泣き|アンタゴニスト法での排卵誘発と自己注射の体験談

2014-07-22_21h57_14

体外受精のための排卵誘発法がアンタゴニスト法に決まり、私は月経3日目から毎日、排卵誘発剤の注射を打つことになりました。

ここでは、私が体験したアンタゴニスト法での排卵誘発と、排卵誘発剤の自己注射についてお話したいと思います。

アンタゴニスト法の実際

アンタゴニスト法では、月経3日目から毎日HMG製剤を注射して卵胞を育て、卵胞が十分に育ってきたら、排卵を抑えるためにセトロタイド(Gn-RHアンタゴニスト)の注射を数日間追加します。

HMG製剤とセトロタイドを同時に打つ日もあり、そんな時は緊張が増します。

その間、2回ほど通院して、卵胞の数や大きさを確認してもらい、卵胞が十分に育ったら、今度は排卵を促すためのHCG注射をするように指示されます。HMG製剤は特に決まった時間に打つように言われなかったのですが、HCG注射の場合は、必ず21時に打つように言われました。

これは、卵胞を成熟させ、採卵する時間が排卵直前となるようタイミングを合わせるためなので、非常に重要なことです。忘れないように(忘れるわけはないのですが、念のため)アラームをかけ、指定された日時にHCGを注射して、翌々日の採卵日を迎えます。

自己注射について

ここで、自己注射について少し触れておきましょう。

遠方の不妊専門クリニックに通っている場合は、排卵誘発のために毎日注射が必要になると、2週間ほど、通院だけで丸一日潰れる日が続くことになってしまいます。ビジネスホテルなどに滞在するとしても、宿泊代は相当かさんでしまうでしょう。

病院が遠くなくても、注射をするために毎日通院となると、それだけ負担が大きくなりますよね。そこで、不妊専門クリニックの中には、患者が自分で排卵誘発剤の注射をする「自己注射」を認めているところもあります。

自己注射のやり方

排卵誘発剤の自己注射は、主に腹部に打ちます。

打ち方は、事前に看護師さんが丁寧に指導してくれるので、初めての人でも心配はいりません。私の場合は、自己注射をすると決めた時に、看護師さんがマンツーマンで注射の手順や、薬剤の取り扱い方を教えてくれ、実際に生理食塩水を使って練習させてくれました。

自分のお腹に、自分で針を刺すのはとても緊張します。痛みはそれほど強くないのですが、緊張のあまり手が震えたり、薬液をうまく注入できなかったりして、始めのうちは終始ドキドキしっぱなしでした。

しかし、毎日続けて注射を打つことで慣れてくると、手際もよくなりますし、何より、注射のためだけに通院しなければならないという状況がなくなるので、肉体的な負担も少なくなり、交通費も節約できるというメリットがあります。

私が自己注射を選択した理由

私の場合、自己注射は精神的負担を軽減することにもつながりました。

自己注射を選択する前、私は不妊専門クリニックから紹介状をもらい、近所の産婦人科に毎日通って注射をしてもらうという方法を取っていました。

自己注射は怖いし、かといって通院に1時間以上かかるクリニックに毎日通うのは大変。そう考えて、近くの産婦人科で注射だけをしてもらうことにしたのですが、そこは普通の産婦人科だったため、通院しているのはほとんど妊婦さんでした。

健診に来ているお腹の大きな妊婦さんと幸せそうなご主人、もらった赤ちゃんのエコー写真をニコニコ見ながら診察室を出てくる妊婦さん。その中で、毎日毎日不妊治療のために注射に通う自分がとても惨めに思え、かなりのストレスを感じました。

そうした体験をしてから、自分の精神の安定のためにも、痛くても怖くても、絶対に自己注射にしようと決めたのです。自己注射に切り替えてからはそのストレスがなくなり、精神的にとても楽になりました。また、私が自己注射をしている姿を夫が見ることで、治療の負担を身近に感じてもらうこともできたと思います。

現在では便利なペン型タイプの注射も

私が自己注射をした頃は、注射器に注射針を接続し、生理食塩水と薬液が入ったガラス製のアンプルを折って開け、注射針で生理食塩水を吸って薬液に溶かし、それを再び注射針で吸い出す、という方法を取っていました。

慣れればそれほど大変ではありませんが、初めのうちは薬液や手順を間違えていないか、とても不安になったものです。私はアンプルを開けた後の生理食塩水をこぼしてしまい、半泣きでクリニックに電話したこともあります。怖い、不安という理由でイマイチ自己注射に踏み出せない、という女性も多いでしょう。

しかし、自己注射には先に述べたようなメリットもあります。

現在ではあらかじめ薬液がセットされたペン型の製剤もあり、より手軽に、安全に自己注射ができるようになっているようですから、前向きに検討して損はないと思います。

実際に自己注射ができるかどうかは、クリニックの判断によって違ってきますが、もし自己注射を希望する場合は、担当の医師とよく話し合い、メリット、デメリットを明確してから決められることをオススメします。

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