不妊治療ホルモン検査の概要|妊娠力を知り今後を決める全ての原点

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不妊検査で必ず行われるのが、ホルモン値を調べる検査です。
女性が周期的に排卵を起こすためには、複数のホルモンがバランスよく分泌され、
それぞれのはたらきがうまく噛み合うことが必要です。

排卵に必要なホルモンとは何か、このホルモン検査で何がわかるのか、ご説明しましょう。

血液検査(ホルモン検査)の目的

LH,FSH

女性が排卵するためには、脳下垂体から分泌されるLH(黄体形成ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)が重要です。

FSHは卵胞を大きく育て、排卵の準備をするはたらきがあり、LHは排卵を促すはたらきがあるため、
卵胞が十分に育ってから一気に分泌されます。

生理周期の早い時期でのホルモン検査は、主にLHとFSHの値を見て、
排卵に必要なふたつのホルモンがきちんと分泌されているかどうかを調べる目的があります。

PRL

また、排卵障害の原因となるものに、PRL(プロラクチン)というホルモンがあります。

PRLは乳汁分泌ホルモンとも呼ばれ、本来は妊娠中や授乳中に排卵を止め、
おっぱいを出すために分泌されるホルモンです。

それが何らかの原因で妊娠していないのに大量に分泌されてしまい、
生理不順、無排卵を引き起こすことがあります。

この時期のホルモン検査では、PRLの値も調べます。

検査方法

採血によって行われます。
早いところでは当日中に検査結果がわかりますが、
個人病院などでは結果が出るまでに1週間ほどかかることもあります。

検査結果が意味すること

LHとFSHが正常値より低い場合
脳下垂体から分泌されるふたつのホルモンの値が正常値より低い時は、下垂体の機能、
もしくは視床下部になんらかの原因や異常
があると考えられます。
LHとFSHが正常値より高い場合
卵巣の機能が低下しているため、脳下垂体から分泌されるホルモンに反応できない状態です。
そのため、必要以上に多くのホルモンが分泌されています。
原因は、卵巣機能不全、早発閉経などが考えられます。
LHがFSHより高い
通常はFSHの値よりLHの値は低くなりますが、これが逆、つまりLHの値のほうが高い場合、
多嚢胞性卵巣症候群が考えられます。
ふたつのホルモンのバランスが崩れているために卵胞がうまく育たない状態です。
PRLが高い
PRLが高い時は、高プロラクチン血症が疑われます。
PRLによって排卵が止められてしまうため、生理不順や不妊になります。
高プロラクチン血症にはいくつか原因がありますが、
脳下垂体に良性の腫瘍がある、抗不安薬や胃薬などの薬剤の服用などによってPRL値が高くなります。
また、はっきりした原因がなくてもPRLが高くなることもあります。

アドバイス

このホルモンの検査は、排卵を起こすためのホルモンが正常に分泌されているかどうかということを調べるもの。
不妊検査の基本中の基本とも言うべきものです。

ホルモンの状態は生理周期によって変わってくるため、今後排卵期、高温期など何回かにわたって血液検査が行われ、その結果を総合的に判断して、生理不順・排卵障害の原因を突き止め、今後の治療方針が決まります。

この検査の結果に異常があったからといって、妊娠できないということではありません。
多くの場合は排卵誘発剤やホルモン剤での治療が行われ、妊娠に向けて動き出していきます。

原因をしっかり知り、今後治療していくための検査なので、
結果に振り回されて必要以上に思い悩んだりしないようにしてくださいね。
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