不妊治療感染症血液検査の内容|赤ちゃんを肝炎と梅毒から守れ

2013-06-16_21h26_37

不妊検査では血液検査で調べる項目が多くあります。
ホルモンの検査はもちろん、貧血や血糖、コレステロールなどの一般的な検査項目、
そして、肝炎や梅毒、トキソプラズマなど、さまざまな感染症を調べる項目もあります。

今回は、感染症の検査をする目的や、検査の結果についてお伝えします。

血液検査(感染症検査)の目的

妊娠というのは、私たちが思っている以上に身体的負担が大きいものです。
何らかの感染症にかかっている場合、妊娠に至るまでに苦労するだけではなく、
妊娠してからもさまざまな影響が出てきます。

特に怖いのが、胎児への影響。

肝炎の母子感染や、梅毒による早産・死産など、知らないまま妊娠すると、
大切な赤ちゃんを危険にさらすことになってしまうのです。

それを防ぎ、感染症を治療して、健康な体で不安なく不妊治療・妊娠ができるように、
また、感染症を持ちながら不妊治療を進めていくにはどうすればいいか、ということを考えるため、
不妊治療を始めるにあたって感染症の検査をするのです。

感染症の血液検査では、B型肝炎、C型肝炎、梅毒といった感染症について調べられます。

検査方法

採血によって行われます。
結果はだいたい1~2週間ほどでわかることが多いようですが、病院の規模によって変わります。

検査結果が意味すること

B型肝炎:HBs抗原陽性
HBs抗原陽性の場合は、B型肝炎のウィルスを持っているということ。
しかし、HBs抗原が陽性でも肝炎の症状が出ていない人の方が多いのです。

このような人は「HBウィルスキャリア(保菌者)」と呼ばれ、妊娠した場合は母子感染の危険があります。
そのため、出産後すぐから数ヶ月にわたって、赤ちゃんに感染防止の処置が行われます。
不妊治療においては、院内感染防止のために血液や体液の取り扱いに注意が必要になりますが、不妊治療そのものについての影響は特にないようです。
HBs抗原陽性の場合は、さらに詳しく検査をする必要があるため、内科や総合病院において検査することを勧められます。

C型肝炎:HCV抗体陽性
HCV抗体陽性の場合は、過去にC型肝炎ウィルスに感染したことを意味します。
過去にC型肝炎ウィルスに感染していても、現在もウィルスが体内に存在するのかしないのかまではわかりませんので、こちらも詳しい検査を勧められるでしょう。
妊娠した場合、母子感染の危険は高くありません。

B型肝炎、C型肝炎ともに抗原が陽性だった場合は詳しい検査をし、肝炎の治療と不妊治療をどのように進めていくか、よりよい方法を選択することになります。

梅毒
梅毒は全身性の疾患で、性行為や傷口の接触によって感染します。
感染した場所にしこりやリンパ腺の腫れを引き起こし、皮膚や目、骨、心臓、神経など全身に独特の症状があらわれます。

子宮や卵管に感染することによって妊娠しにくくなるのはもちろん、妊娠した場合には胎児奇形の原因となり、最悪の場合は早産や死産を引き起こす恐ろしい病気です。

しかし、抗生物質の投与で梅毒は完治します。
特に自覚症状のない早期のうち治療すれば、治療期間も短くて済みます。
梅毒に感染していた場合は、まず抗生物質による治療をしてから不妊治療に進みます。

アドバイス

不妊だけでなく、妊娠・出産においても影響のある感染症は、きちんと治療をし、
または医師によってしっかりと経過観察をしていく必要があります。
これらの感染症の検査で陽性が出たからといって、妊娠が不可能なわけではありません。
むしろ、妊娠前にわかったことは幸運であったと言うべきです。

治療・観察をしっかりと進め、健康な体で赤ちゃんを抱けるように頑張りましょう。
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