カンジダ治療中に排卵日!タイミングをとってもいい?妊娠への影響は?

膣カンジダの治療中は、タイミングを避けるようにと言われることもありますし、普段通りにしていて大丈夫、と言う医師もいます。
タイミングを避けるのは、もちろんパートナーへの感染を防ぐためですが、男性が膣カンジダに感染しても症状が出にくいため、感染をあまり重視しない医師もいるのです。
しかし、膣カンジダの治療中に子作りをしてもいいのかどうか気になる人も多いでしょう。
また、カンジダ菌がパートナーに感染した場合、パートナーに症状が出なくても、再び自分に感染して膣カンジダになってしまうということもあるかもしれません。
カンジダ菌に感染している場合は、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。
膣カンジダの治療中、タイミングは取ってもいい?
赤ちゃんを望んでいる夫婦にとって、年に10回前後しかない排卵のチャンスを逃してしまうのはとても悔しいことです。
特に女性が30代後半を過ぎているとなると、一刻も早く妊娠したいと思うのは無理もありません。
膣カンジダの治療中だからといって排卵日を見送るなどということは、できれば避けたいものですよね。では、女性が膣カンジダに感染している時にタイミングを取ることは可能なのでしょうか。
カンジダの妊娠への影響
カンジダ菌自体は健康な人の体の中にもいる菌ですから、膣カンジダを治療中にタイミングを取って妊娠したとしても、妊娠には影響ありません。
ただ、膣カンジダが完治していない状態でタイミングを取れば、当然パートナーにカンジダ菌が感染する可能性があります。
男性はカンジダ菌に感染しても症状がほとんど出ないことが多く、もしも感染してかゆみや炎症があっても、病院で塗り薬を処方してもらえば簡単に治ります。
稀にパートナーが大変なことになることも
しかし、男性でもまれに炎症がひどくなって尿道炎を起こすこともありますし、できれば不安のない状態でタイミングを取った方が、お互いに精神衛生上いいでしょう。
膣カンジダが完治しても、パートナーからまたうつることがある?
女性の膣カンジダというのは、かゆみも強く炎症がひどくなることも多いので、一度かかったらもう二度とかかりたくないと思うものです。
しかし、自分が膣カンジダを完治させても、パートナーがカンジダ菌を保有している場合は、またカンジダ菌に感染してしまう可能性があるのでは…と気になってしまいますね。
カンジダは人間の体にもともといる常在菌です。
普段は悪さをすることはありませんし、男性の場合は女性とちがって性器が身体の外に露出しているので、もしカンジダ菌に感染してもすぐに洗い流して清潔にすることができます。
また、通気性もよく乾燥しやすい環境であるため、カンジダ菌が繁殖しにくいのです。
そのため、男性から女性にカンジダ菌がうつるということはあまりありません。