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カンジダの錠剤が痛くて入れられない!簡単にできる優しい入れ方のコツ

膣カンジダの治療で使われることが多いのは、オキナゾール膣錠、エンペシド膣錠などです。細菌性膣炎を併発している場合には、クロマイ膣錠が処方される場合もあります。
処方された膣錠は毎日自分で挿入しなければなりませんが、それに抵抗がある女性も多いでしょう。上手く入れられるかどうか不安ですし、痛みがあったら嫌ですよね。
しかし、塗り薬だけでは膣の入り口部分にしか効果がありません。膣の奥の方で繁殖してしまったカンジダ菌をやつけるためには、やはり膣錠が一番有効なのです。
膣剤はうまく挿入できないから、塗り薬だけで治したい!
カンジダの治療には、クリームのような塗り薬と、膣に入れる膣坐剤があります。しかし、膣剤を使うことに対して抵抗を感じる女性は少なくありません。できるなら、クリームだけでどうにか治したい!というのが本音ですよね。
しかし、たとえカンジダの症状が外陰部だけにあらわれていても、膣内にカンジダ菌が増殖していないとは言い切れません。膣内のカンジダ菌が猛威をふるえば、一時的にかゆみがおさまっても再び症状が悪化するおそれがあります。
なぜならカンジダ菌は真菌。つまりカビの一種だからです。普段から私たちの身体の中にいる常在菌ですが、真菌はかなり強力なため、増殖するとそれを抑えるためには抗真菌薬を使わなければなりません。
カンジダ治療のコツは、体内のカビ退治とかゆみ止め
塗り薬だけでかゆみがなくなり、治ったと勘違いしてそのまま放っておくと、カンジダ菌は再び増殖を繰り返します。そうなると、何度も再発したり、そのたびに症状が重くなったりすることもあるのです。
市販のカンジダ治療薬を使う場合でも、外陰部のカンジダの症状に対しては、クリームと膣剤を併用することが望ましいと言われています。カンジダを早く、きちんと治したいなら、クリームとともに膣剤も一緒に使うことをオススメします。
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サプリだけでカンジダ治療をしている私の体験談
痛くない膣錠の入れ方とは?
膣カンジダに処方される膣錠はやや大きめなので、初めて挿入する場合は不安や戸惑いがあることでしょう。
「痛みがあるのでは?」という不安から身体が固くなり力が入るために、膣錠を入れる時に痛みを感じてしまう、ということはとても多いものです。
POINT1
膣錠を挿入する時は、大きく息を吐いて、なるべく体の力を抜くようにします。
立ったままだと力が入りやすいので、座った姿勢や膝をついた姿勢、立て膝の姿勢、あるいは仰向けに横になった姿勢などを試して、自分が痛くない方法を探ってみるといいでしょう。
POINT2
挿入の方法がわかりにくい時は、ユニ・チャームのサイトにタンポンの使い方が掲載されています。イラストや動画で詳しく解説されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
POINT3
また、膣錠を入れる際に痛むのは、膣の入り口が潤っていないからです。
乾いたまま挿入しようとすれば、痛いのは当然ですよね。その場合はお風呂上りなどに挿入すると、楽に入れられるかもしれません。
POINT4
どうしても痛みがある場合は、病院で相談してみましょう。痛みを軽減するためにゼリーを処方してくれる場合もあります。
POINT5
そして、意外と見落としがちなのが爪です。爪が長いままだと、膣の中でひっかかり、痛みを感じることがあります。膣錠を挿入する際は必ず爪を切っておくようにしましょう。
こちらに再発防止のヒントがあります。
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