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カンジダ治療中に陰部がかぶれて痒みが止まらない|6つの応急処置方法

膣カンジダの場合、病院で適切な処置をしてもらっても、かゆみがおさまらないことがあります。
錠剤を入れてもらったり、塗り薬を使ったりすると、一時的にかゆみは引きますが、1時間ほどするとまたかゆみが強くなり、我慢できないほどになったりすることも。
膣カンジダを発症して間もない場合は、カンジダ菌も多く、炎症もまだおさまっていない状態です。また、抗真菌薬にはかゆみを抑える成分などが入っていないため、最初の内はかゆみの症状が続く場合もあるのです。
毎日継続して抗真菌薬を使うことで徐々にカンジダ菌が減少し、炎症も引いてきますので、徐々にかゆみが治まってくるという人が多いようです。
抗真菌剤=かゆみ止めと思い込んでいると、かゆみがおさまらない、ひどくなったと感じて不安になることもありますが、抗真菌剤自体にかゆみを鎮める作用はないので、かゆみが続くのは当然と言えば当然なのです。
おりものが増えてかゆい!かゆみ止め法6つ
膣錠を挿入していると溶けた薬が外に出てきます。それと同時に、
- おりものが増えて下着の中がムレる
- 体が温まってかゆみを強く感じやすくなる
このような原因で、かゆみが悪化します。これに対処する方法5つ紹介します。
POINT1
膣錠を使っている間、おりものが増えるのは仕方のないことなので、綿100%で通気性のよい下着をつける、ガードル、ジーンズなど締めつけ感や密着感の強いものを身につけないなど、工夫が必要になります。
POINT2
下着やおりものシートをこまめに取りかえることも大切です。
もしも、おりものシートで蒸れてしまう場合は、ガーゼのハンカチなどを使った方が通気性がよく、肌にも優しいですね。
POINT3
しかし、夏場は特に気温と湿度が高いせいで、気をつけていても蒸れやすくなってしまいます。
かゆみが強くて我慢できないという時は、シャワーで洗い流すのもよいでしょう。その場合、ボディーソープや石けんは使わないこと。
POINT4
石けんは身体に必要な常在菌まで洗い流してしまい、膣内の自浄作用を弱めてしまいます。ぬるま湯で優しく洗い流す程度にとどめておくよう注意してください。
POINT5
かゆみ止めの軟膏を塗っていたなら、一度外陰部をぬるま湯で洗って清潔にしてから、薬を塗り直す。
POINT6
かゆみが強い場合は、タオルに保冷剤などを包んで下着の上から当てて冷やすと、一時的に症状がやわらぐこともります。
それでもかゆみが酷い時は…
清潔に気をつけて、通気性のよい服装をしているにもかかわらず、かゆみがなかなかおさまらない時は、病院に相談することをおすすめします。
普通、かゆみはだんだんとおさまっていくものですが、どうしても我慢できない場合は、病院から弱いステロイド剤を処方してもらえることがあります。
私も膣カンジダで病院にかかった時は、まず最初にキンダベート軟膏という弱いステロイド剤を処方されました。これを塗ればすぐにかゆみが抑えられたので、耐え難いかゆみで苦しんでいた時は本当に助かりました。
かゆみが我慢できない時は、電話でもいいので病院に相談することをオススメします。寝ている間などに無意識に掻きむしってしまい、悪化する可能性もありますので、我慢のしすぎは禁物です。
私がかゆみがひどい時は、カンジダ専用サプリとフェミニーナで内と外から同時に対応しています。おかげでこの3年病院に行っていません。こういうのを使うのも手です。
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自宅で痒いのを治療したいなら、こちらの記事はとても参考になります。
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