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カンジダの検査結果が当日出る病院を!2週間も痒みを我慢しないために

膣カンジダかどうかを診断する際、病院ではまずはじめにおりものの検査をします。
おりものを顕微鏡で確認したり、培養したりすることで、カンジダ菌が繁殖しているかどうかを調べるのです。
治療の経験がある人なら知っているかもしれませんが、この検査は基本的にすぐに結果を知ることができるものです。
しかし、病院によっては、検査結果がわかるまでに1週間~2週間も待たされることがあります。
その理由は一体何なのでしょうか。
検査結果が出るまで2週間?!
恥ずかしいけれど、かゆみが我慢できなくなって仕方なく病院に行く、という膣カンジダの患者はとても多いもの。
妊娠や出産以外の理由、しかも性器のかゆみなどで病院に行くのは、ためらいや恥ずかしさが先にたってしまうものですよね。
また、意を決して病院に行くとなれば、すぐにでも検査をして原因を知り、我慢できないほどのかゆみを鎮めてほしいと思うでしょう。
こんな病院嫌だ
しかし、病院の中にはカンジダの検査をするのに1~2週間も時間がかかるところがあるのです。
私が最初にかかった病院も、検査の結果が出るまで2週間かかるので、それまで待つように言われました。
その間、この地獄のようなかゆみに耐えなければならないのかと思うと愕然としてしまったのを覚えています。
即別の病院へ
カンジダの検査はその日のうちに結果が出るのが普通です。
1~2週間も何の処置もせずに結果を待たされるようなら、別の婦人科にかかった方がいいでしょう。
私も、2週間という期間はとても我慢できそうになかったので、すぐに別の病院にかかりました。
カンジダの検査、スピードの差はどこにある?
カンジダの検査は、特に難しいものではありません。
特別な器具や薬剤が必要というわけでもないため、一般的にはその日のうちに結果を聞くことができます。
しかし、私が最初にかかった病院のように、2週間も結果を待たされる病院があるのはなぜなのでしょう。
それは、個人病院と総合病院の違いにあります。
個人病院の場合
一般的に、個人病院ではさまざまな検査を検査機関に外注しています。
患者から採取した検体を、検査機関の回収員が病院まで受け取りに来て、それを検査機関に運び、検査した後に結果を病院に伝える、というのが個人病院での検査の一連の流れです。
検体の数や、病院の立地条件などによっても違いますが、カンジダのような簡単な検査でも、外注する場合は、検査結果が病院に伝えられるまでに早ければ1~2日、遅ければ2週間という時間がかかるのです。
総合病院の場合
一方、総合病院では、院内に検査科があるため、採取した検体をすぐに調べることができます。
混んでいない時ならば、1時間程度で結果が出るのが普通でしょう。
膣カンジダは強いかゆみによって夜も眠れなかったり、不快な思いをすることが多い病気です。
検査に時間がかかれば、それだけ症状が悪化することもありますし、なによりデリケートな部分のかゆみをそのままにしておくことに抵抗がありますよね。