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カンジダの錠剤が次の日に出てくる理由|薬の効果はある?

夜寝る前に膣錠を挿入すると、翌朝、薬剤のような白っぽいものが大量に出てくることがあります。
このようなことがあると、
「薬がちゃんと効いていないのではないか」
「膣錠を入れても意味がないのではないか」
と不安に思ってしまいますね。
膣錠が溶けて出てきても、本当に効果はあるのでしょうか。
そもそも、膣錠が出てくるのはなぜなのでしょう。膣カンジダで使われる膣錠の効果についてみてみましょう。
きちんと挿入しても錠剤が出てくるのは普通
たとえば病院などで膣錠を挿入してもらったとしても、薬が溶けて出てくることはあります。
膣錠は薬効成分と基材とが練り合わされたもの。膣に挿入すると体温で基材が溶け、抗真菌効果のある薬剤が膣壁から吸収されるようになっています。
ですから、膣錠を入れた後に出てきているのは、効果のある薬効成分ではなく、基材の部分なのです。
1週間有効な薬も同じ
膣錠が溶けた状態で出てきたのなら、薬効成分はきちんと膣の内部に吸収されているので、安心してください。
また、膣錠にはエンペシド膣錠などのように毎日挿入するタイプのものと、オキナゾール膣錠(600mg)のように1週間に一度挿入するタイプのものがあります。
1週間に一度挿入するものでも、1週間ずっと膣内に薬がとどまるというわけではありません、2日ほどすると溶けた膣錠が出てくることが多いようです。
その場合も、薬剤は膣内で吸収されているはずですので、あまり気にしないようにしましょう。
錠剤は出てくる前提で準備を
膣錠を挿入した後、溶けたものが出てくるのはごく普通のことです。
しかし、そのままにしておくと蒸れたりして不快ですから、おりものシートなどを使うようにしましょう。
病院でしっかり挿入してもらっても溶け出てくるのですから、「そういうものだ」と理解しておいてくださいね。
すぐに錠剤が出てきてしまう時は
膣錠が溶けて出てくる場合は、薬効成分は膣の中に吸収されているので問題ありませんが、挿入してすぐ、溶けずに膣錠が出てきてしまう場合は、正しく入れられていない可能性があります。
膣錠の基材は、膣内で溶けるのにおよそ30分ほどかかります。
しかし、膣の奥まで正しく挿入されていなかった場合は、膣の入口付近で膣錠が溶けてしまい、すぐに落ちてくることがあります。
この場合はもう一度薬を
あまりにも早く膣錠が出てきてしまった、あるいは、溶けきらないまま出てきてしまった場合は、薬効成分がきちんと膣内に吸収されたかどうか、確実ではありません。
薬剤の効果が十分でないことも考えられますので、数日様子を見て、痒みなどの症状が軽減しないようであれば、もう一度病院に行って相談してみましょう。
カンジダの薬の上手な入れ方
ここでは2つの入れ方をご紹介しましょう。
洋式トイレでの膣剤の挿入方法
コツは深呼吸のタイミングに合わせて、体をリラックさせた状態で入れること。
便座に腰掛けて息を吐く時に、膣錠を膣内部に中指をゆっくりと挿入します。
第2関節を目安にすると良いでしょう。
お部屋で仰向けの姿勢での膣剤の挿入方法
こちらもコツは深呼吸。息を吐くと同時に中指をゆっくりと挿入します。体勢は仰向け。膝を立てると良いです。
膣錠の挿入に慣れると、横にならなくても楽に入れられるようになります。
上記どちらでも薬を挿入しづらい時は、お風呂上がりにチャレンジしてみてください。膣口が湿っているため、挿入しやすいはずです。
私はこうして解決しました
病院に通ったほうが良いとは言うけれど、できればもう通いたくはない。わかります。私もそうです。病院に行く時間なんてないですよ。
でも、私は病院知らずになりました。疲れがたまっても、風邪薬を飲んでも平気。仲良しもいつでもOK状態(笑)
そうなった理由をこちらの記事で説明しています。今スグ確認してみてくださいね。
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市販のカンジダ薬が効かない!私のしつこいカンジダが治った理由