ショック!ナプキンかぶれの治療でカンジダに栄養を与えていた!!

私は妊娠中のカンジダと生理中のナプキンかぶれに悩まされていました。
ですから同じような経験をお持ちで今も悩んでいらっしゃる方がいたら、改善へつながるきっかけやちょっとした糸口になれば良いなと思い記事を書いております。
ナプキンにかぶれやすい体質
まず最初にお話ししたいのが生理中のナプキンかぶれについてです。
私は普段のおりものライナーのようなものでもかぶれやすく、生理の度にそのかぶれを悪化させて毎月とても不快な思いをしていました。
しかしその頃はまだ若く婦人科の受診には大きな不安や抵抗があり、市販薬を試しながらごまかしていました。
それとは別にその頃の私にはもう一つ悩みがあり学生のころから酷かった生理痛を改善するため、それを目的として情報収集を繰り返すうちにある記事にたどり着きました。そしてこの記事が嬉しいことに私の悩みの種をまとめて解決してくれることとなりました。
それまでは当たり前のように親に買ってきてもらった使い捨てナプキンを使用していましたが、何の疑いもなく使っていたこの使い捨てナプキンに含まれる化学物質が引き金となり子宮収縮を強くするという投稿を見かけました。
生理痛は子宮の収縮が原因で起こると言われているのに、その収縮を強める要因となっていたのが使い捨てナプキンだったということに気が付いた私はすぐに布ナプキンの使用を始めました。
最初は半信半疑で効果を感じられないままでしたが、3か月もたたないうちに生理痛の軽減が見られ、ふと気が付くとナプキンかぶれも全くと言って良いほどなくなっていました。
下着のような素材の布ナプキンには通気性をよくする効果があり、かぶれをこじらせてカンジダになることも防げると後になってお医者さんにも教えていただきました。
妊娠後、布ナプキンでもかぶれるように
そして数年がたち妊娠中の出来事です。
以前から布ナプキンの使用を続けておりナプキンかぶれとは無縁の生活を送っていましたが、妊娠を境にまたもナプキンかぶれに悩まされることになりました。
それは悪夢のような不快な生活の始まりで、幸せなはずの妊娠生活にも黒い影を落とすことになりました。毎日痒くて、お風呂に入るたび洗うとピリピリしみて一日中それにとらわれている気分でした。
しかし幸いなことに定期的に妊婦健診があり、ナプキンかぶれのお薬をもらうことができ毎日塗ることでかゆみをごまかしながら過ごしました。
妊娠初期は普段よりおりものも多くなり蒸れやすいので布ナプキンでもかぶれることがあるようで、おまけに妊娠中は普段よりデリケートになっているそうです。
それからは細目に交換したりハンカチタイプの折り重なったものを使っていましたが、薄いライナータイプのものに変更し使用するようにしました。
ナプキンかぶれだと思ったら…カンジダに栄養を与えていた!
ところがなかなか安定期になっても症状が改善されず、夜になっても眠れないほどのかゆみになることが増えました。
そしてかゆみを我慢し、やっと次に婦人科を受診した際にそのことを伝えると先生から驚きの答えが返ってきました。
「カンジダですね!」
なんとただのナプキンかぶれだと思っていたら知らぬ間にカンジダになっていて、しかもナプキンかぶれに出された薬を塗り続けたことで、それがカンジダの菌の栄養となって悪化をさせてしまったとのことでした。
またナプキンかぶれの悪化だろうとすぐに受診せず、薬があるからと我慢したことがカンジダを悪化させる結果になってしまいました。
それからもう一つ怖いことがありました。
私は妊娠中に体質が変わりアルコールのアレルギーが出るようになり、そのことに気が付かないままアルコールの入った薬を使用することで、さらに症状を悪化させるという事態にも妊婦健診で発見してもらい助けられました。
妊娠中のカンジダ治療
カンジダは生まれてくる子供のためにもしっかりと治療しなければならないので、カンジダに合ったお薬を処方してもらい塗っているとすぐに症状が改善されてきてホッとしました。
妊婦さんはもちろんですが、妊娠中に限らずかゆみを発症した場合はすぐに病院を受診して、原因を正しく突き止めることをおすすめします。
妊娠出産の経験がない方や、婦人科疾患のない方にとって婦人科の受診や内心はとても気が重いという気持ちは私にもあったのでわかりますが、市販薬などを使用して自分で直そうとして悪化させてしまうという事態に陥らないためにも、ここはまずお医者さんの診断をもらいましょう。
私のようにナプキンかぶれだと思っていたらカンジダだったなんてこともあります。
そしてカンジダについて性交渉で感染するものだという認識で、恥ずかしくて性病で病院にかかるのは嫌だという方がいらっしゃいますが、そもそもカンジダというのは体の中にあるカビの一種で、性交渉の経験などがなくても、生理や妊娠または風邪などで免疫力の落ちている時に、その菌が悪さをして何らかの症状が出るということです。
ですから恥ずかしがることなく婦人科を受診してください。
迷っている間にも状態は悪くなって不快な思いをただ長引かせることになってしまうかもしれません。