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カンジダの治療中に生理が来そう!錠剤は使えなくなるの?中断するの?

膣カンジダの治療には、最低でも1週間はかかります。
膣錠や塗り薬を使えばかゆみは1日か2日でおさまりますが、
膣内のカンジダ菌の繁殖を抑え、殺菌するためには時間が必要になるのです。
そうなると、運悪く治療中に生理になってしまうということがあります。
生理中でも膣カンジダの治療はできるのでしょうか?
「早く治したいのに、せっかく膣錠を入れても、生理になったら流れてしまうのでは…」
と心配になりますよね。
では、膣カンジダの治療中に生理がきてしまったらどうするのか、確認してみましょう。
生理中の治療は一時中止
膣カンジダの治療で膣錠を使っている時に生理になってしまったら、膣錠は経血と一緒に流れ出てしまいます。
これでは薬剤の効果が落ちてしまい、膣錠を挿入する意味がありませんので、生理中は治療は一時的に中止することになります。
生理中は経血と一緒にカンジダ菌やその他の雑菌が身体の外に排出されやすい状態となり、かゆみなどの症状が多少やわらぐことがあります。
しかし、カンジダ菌は生理が終われば再び繁殖しやすくなりますので、かゆみがなくなったからといって治療を放置せず、生理が終わったら必ず治療を再開することが大切です。
私も膣カンジダの治療中に生理になってしまい、どうすればいいのかわからずに病院に電話をして聞いたことがあります。
看護師さんからは、
「生理の時は治療できませんので、生理が終わったらまた来てくださいね」
と指示があり、治療が長引くとがっかりしたものです。生理中は確かにかゆみがほとんどなく、もしかしてこのまま病院に行かなくてもいいかな…などと考えたりもしましたが、生理が終わる頃になって再びかゆみが強くなりました。
かゆみが引くのは本当に一時的なものです。
膣カンジダを悪化させないためにも、生理が終わったら必ず通院してください。
生理中、膣錠は使用していいの?
私の場合は通院して膣剤を挿入してもらっていたので、
治療を一時中止する=膣剤を入れない、ということになりました。
しかし、自分で膣錠を挿入する人は、病院から何日分かの膣錠をもらっていると思います。
膣錠は生理の時も使ってもいいのでしょうか。
生理中はことさら清潔に
生理中は、膣の内部が非常にデリケートな状態になっています。
そのため、カンジダ菌だけではなく、他の雑菌などで感染症を起こしやすい状態であるといえます。
また、経血の中には雑菌も含まれているため、膣錠を挿入することで
その雑菌を膣内に押し戻してしまう可能性もあり、感染症の危険がさらに高まってしまいます。
多くの場合は、生理中には膣錠を使用しないよう言われると思いますが、
まずは通院している病院に確認してください。
生理中ではあるけれど、どうしてもかゆみが我慢できないという場合は、
医師に相談して病院で適切な処置を受けた方が安心です。
生理前の黄体期はカンジダ再発の条件が整います。そのため治療しても何度でも症状を繰り返すのです。誰だってこんな嫌な病気には二度とかかりたくないものですが、漫然と過ごしているだけでは状況は変わりません。
病院と市販薬いずれにしろ、生理で治療が中断になるのは憂鬱なもの。私も何度も病院に通ったものでしょうか…。
でも今では風邪薬を飲んだ後でも、病院知らずで過ごせています。
その理由をこちらの記事で説明しています。今スグ確認してみてくださいね。
↓
>>私はこうしてカンジダを乗り切った!というお話