細菌性膣炎が治らなくて不信感|カドのたたない病院の変え方

細菌性膣炎で多い悩みが、なかなか治らない、治ってもすぐにまたかかってしまうというもの。
細菌性膣炎は再発しやすい病気だと分かっていても、病院に不信感をもってしまうこともあるようです。
病院の対応に、疑問を感じている方も。今回は、細菌性膣炎にかかってしまった時の、病院との付き合い方についてご説明します。
できれば病院に行きたくない!
細菌性膣炎はデリケートな部分の病気なので、病院に行くのが苦痛に感じる方が多いようです。
相手は医師だと分かっていても、デリケートな部分を見せるのには抵抗がありますね。性行為の有無や、性病などの既往歴など、極々プライベートなことを病院側に申告しないといけないのもつらいと思います。
できれば病院にいきたくない!と思っている方がほとんどだと思います。けれど、おりものの臭いや痒みが耐えられず、また病気への不安から、頑張って病院を受診される方が多いようです。
診察や検査結果に不安を感じる
治療を続けているのに治らなかったり、再発してばかりだと、病院での診察や治療に不安を感じるようになることも。
細菌性膣炎の治療法はインターネットなどですぐに調べることができるので、合っていることを確認して安心することができますが、自分は本当に細菌性膣炎なんだろうか?と診断について疑問に思う方もみえるようです。
細菌性膣炎の検査では、おりものを調べて、大腸菌やブドウ球菌などの原因となる細菌がどれくらいいるかを調べます。
必要であれば、カンジタ膣炎やトリコモナス膣炎などの検査も合わせて行われることがあります。
これらの検査結果だけでなく、問診、触診、視診などいろんな情報を組み合せて、細菌性膣炎だと診断します。
診察時に、検査結果などを詳しく説明してもらい納得できればいいのですが、納得できないままに診察が終わってしまうと、不安が残ってしまいます。
不安ならブライダルチェックがおすすめ
もう一度検査をしてもらいたいと思っても、もう一度細菌性膣炎の検査してください!とは言いづらいと感じてしまうようです。
そんな時には、自分の体が気になるので、ブライダルチェックをしてみたい!と言ってみてはどうでしょうか?
病院によって検査内容に違いがありますが、淋菌、クラミジア、トリコモナス、カンジタなどのおりものの検査も入っています。
肝炎、梅毒、HIVなどの血液検査もしてもらえます。
検査費用がかかってしまうのがデメリットですが、一揃い検査することになるので、検査しておくと安心できるかもしれません。
思いきって他の病院に変わることも
病院の雰囲気や、先生の方針などによって、その病院が合う人合わない人がみえると思います。
患者には病院を選ぶ権利があるので、合わないと思ったら病院をかわっても大丈夫。1回や2回の診察で完治する病気なら、合わないと感じても我慢して通う方が多いでしょう。
でも細菌性膣炎は再発することが多い病気なので、もしかしたら何回かお世話になることがあるかもしれません。
ただでさえ病院に行くのは面倒なのに、合わない病院だとさらに行きたくなくなってしまいますね。
細菌性膣炎だけでなく、妊娠・出産、更年期など、産婦人科は一生付き合っていくところです。かかりつけの産婦人科があると、いざと言う時に困らなくて済みますよ。
病院を変わる時はどうすれいい?
病院を変わる時に悩むのが、黙って変わってしまっていいかどうか。
病院を変わることを、病院側に申告しないといけないのかな?それとも黙って変わってもいいかな?と心配される方がみえるようです。
細菌性膣炎で数回通った程度であれば、黙って変わってしまっても大丈夫です。でもそうすると、病院で検査したデータや診察内容が新しい病院に引き継がれなくなるため、新しい病院で一からやり直すことになります。
病院での診察や検査の情報を無駄にしたくない場合には、医師に紹介状を書いてもらう方法があります。新しい病院に変わりたいことを告げ、紹介状を書いてほしいと希望すれば、新しい病院に向けて紹介状を書いてもらえます。
新しい病院が決まっている場合には、病院側に伝えてください。病院を変わる理由としては、交通や診療時間帯の関係で通いにくいから。職場の近くの方が便利なので変わりたい、などが多いようです。
この理由を使えば、角が立たずに病院を変わることができそうですね。紹介状を書いてもらうには、費用が必要になりますのでご注意ください。
病院を変わる時に注意すること
新しい病院に変わった場合には、前の病院で行った検査や治療などを伝えてください。
特に治療方法は必ず正確に伝える必要があります。洗浄をしたかどうか?どの薬をどれくらい飲んでいたか?膣剤を使用していたかどうか?など初めの問診できちんと申告するようにしてください。正しい情報がないと、適切な治療をすることができません。
細菌性膣炎になった時の病院との付き合い方についてご説明させていただきました。
時には、医療スタッフの心ない態度に不快な気分になることもあると思います。そんな時には、何かプライベートで嫌なことでもあったのかな?などと思って、さらっと忘れてしまいましょう。
ストレスは、細菌性膣炎を悪化させる原因となってしまいます。嫌なスタッフのせいで症状を悪化させるなんて、自分のためにもなりませんよ。
どうしても不快な気分がおさまらない時、スタッフの対応があまりにも目に余る場合には、病院に投書してみるのも手かもしれませんね。